隆盛と引き際の難しさ

西暦の奇数年に開催される世界陸上競技選手権大会

2017年の開催は、世界陸上ロンドン大会となりました。

注目選手の一人であるジャマイカウサイン・ボルトは、

男子100m決勝で三位に入着し、銅メダルを獲得しました。

ライトニング・ボルトの愛称で呼ばれたボルトも、

引退レースとなった同大会では、銅メダル。

男子4×100mリレー決勝では途中棄権となっています。


複数の世界新記録を記録したボルトでさえ、その最後では、

決して有終の美を飾ることはできなかったことになります。

どんな人間も、永遠にその体躯を保つことはできません。

王者の隆盛に、引き際の難しさを感じる出来事でした。